管理業務主任者は簡単に合格できる?

管理業務主任者の合格率は平均して20%近くと、かなり高い合格率です。というのも他の国家試験は、10%近くや、中には5%程といった低いものが占めている中で、これは驚異的です。
これだけ見ると、簡単に合格できそうな気がしてきますが、合格率が高いからといって試験が易しいという訳でもありません。にも拘わらず合格率が高い水準で安定している理由は何なのでしょうか。

宅建主任者の資格を取得した方が、さらにステップアップとして受けることが多いことが、大きな理由の一つです。そもそも管理業務主任者の試験とは、民法や宅建業法、借地借家法など、試験範囲が重なっているところが多いのです。つまり、受験する方の知識が、高い水準にあるということが合格率を挙げている要因と言われております。

また試験が始まってから歴史が浅いということも理由の一つとして挙げられます。初年度の合格率は、驚愕の60%近い数値となっております。その翌年は30%近くまで下がり、それ以降はほぼ20%台で安定しております。その背景として、試験を実行している協会が、合格者数を上手く調整できていないことがうかがえます。
合格者数が増えれば増えるほど、管理業務主任者が増え飽和状態となってしまいます。それは一人ひとりの質が下がってしまうという懸念が生まれます。よって、ある程度合格者数が増えてくるにつれ、難易度を徐々に上げていくのではないかと予測されます。

とはいえ、ここまで合格率が高い国家資格もそうありません。もちろん油断は大敵ですが、努力すれば結果が出る可能性が高いので、調整する価値はありそうです。